内田有紀さんは、変わらない美しさの秘訣として、”電動アシスト自転車の遠出”を一つに挙げています。同じようにしてみたいと思った方も多くおられることでしょう。(カロリー消費などの記事はこちら。)
まずは電動アシスト自転車から手にいれてみようという方のために、
彼女が所持している電動アシスト自転車に目を向けてみましょう。
「パナソニック」 『ViVi DX 2017又は2018モデル』
これが手に入れれば同じ状態になりますが、現在は在庫が少なくなってきているので、その2019年モデルと、その他ライバルの3大メーカーの比較をしていきます。
代表的な3大メーカーのモデルを1種ずつ絞りました。
絞った基準は、このモデルを基準として下記3つです。
・バッテリー容量360Wh以上(1充電100km以上走れるモードがある。)
・26インチモデル(標準的タイヤサイズ)
各モデルを見ていきましょう。
「パナソニック」 『ViVi DX 2019モデル』
「パナソニック」の定番のロングセラー『ViVi DX』の2019モデルになります。
主な仕様で他のモデルと比較してみると、やはり価格が抑えられていることがわかります。エコモードなど一番弱いアシストなら100km走れるというこのバッテリー容量のクラスだと「パナソニック」の価格優位性は高いと言ってよいでしょう。
その理由は、やはりパナソニックグループ内で戦略的にバッテリーを調達できているからですね。(他のメーカーは外部のメーカーに依頼して製造しているので、その分コストもかかるからです。)
このバッテリー容量クラス(16Ah(400Wh)以上)になると、ママチャリでは3大メーカー以外にラインナップはないので、
現状は、
【 16Ahのママチャリはパナソニック! 】
と言っても良いでしょう。
バッテリー容量は、日常的な乗り方なら、こちらでも述べたように12Ah以上あればたいていの人が足りると考えますが、
内田有紀さんのように遠出するならこのクラスがあれば”安心感”は違います。
特に初めて間もない方にはです。はじめて遠出すると、道中で起伏がどれだけあるかわかりませんからね。
では、弱点となる部分はないのでしょうか?
2019モデルは、『ViVi DX 2017又は2018モデル』に対して、カゴのデザインが
”荷物が傷つきにくく・見えにくい大容量サイズ”
ということで、新しくなっています。
デザイン性も重視しており、近場のショッピングには良いのですが、遠出する場合には長時間走る分風の抵抗を受ける確率が上がってくるはずです。走ることによる前の抵抗ならばよいのですが、風の強い時に斜めからの風の時にハンドリングに影響しないかが気になるところです。
また、メーターはバッテリーの残り容量に関する表示のみで、速度表示がされなません。対策としては、スマホにアプリを入れてサイクルコンピューター変わりにするか、安価に手に入れられる後付けのサイクルコンピューターを使うかなどをすると楽しさの幅が広がります。
また、車重が29.1kgとなっていて25kg以下のモデルがある中、重いと言えるでしょう。これはチャイルドシート搭載を想定して二人乗りを想定した重量に耐えらえるように設計してあるとも言えます。
「パナソニック」も重量25kg以下の16Ahバッテリー搭載のママチャリモデルは簡単に作れるのですが、今のところラインナップにはありません。
一人乗りママチャリの『ビビL』に16.0Ahを搭載すれば、推定23.6kg(22.8kg+0.8kg(12Ahと16Ahの重量の差))となり、組み合わせで作ることはできます。
この5.5kgの差は、牛乳1リットルのパック5本分以上となり、スーパーのレジ袋に5本入れて手に持つイメージを持てば重さの差が大きいのがおわかり頂けると思います。
今後軽量化をしていけばよいでしょうと言いたいところですが、そこはユーザーが合わせて軽量化モデルやスポーティーなラインナップを選んでいけばよいことになるでしょう。
すでに、「パナソニック」は、16Ah搭載モデルを15モデルほどラインナップに加えているので、通勤通学、子供乗せなど選択幅はかなり広いと言えます。
その中でも一番スポーティーな16Ah搭載車は、やはり『ジェッター』になります。
本体重量は21.6kgとなり、より遠くに行きたい場合には候補となってくるでしょう。
これぐらいになると操作感を軽くするため、前カゴをつけずにリュックを活用するのがおすすめです。蒸れにくいリュックはこちらを参照下さい。
「ブリヂストン」『フロンティア デラックス』
「ブリヂストン」『フロンティア デラックス』は、ブリヂストン製のユニット「デュアルドライブ」搭載で、バッテリーが361Wh(÷25.2V=14.3Ah相当)のママチャリの電動アシスト自転車です。
特徴というのは、そのまま「デュアルドライブ」搭載車ということで、前輪にモーターがあるので前から引っ張られる感じのアシストとなるでしょう。
また、メンテ不要で触れても汚れが付かない「カーボンベルト」がセットとなります。
これが魅力なら候補になるでしょう。
また、よりスポーティーに遠出を考えるならば、『リアルストリーム』も候補となってくきます。
ヤマハ PAS with SP
「ヤマハ」 『PAS with SP』は、ヤマハの電動アシストママチャリの中でも一番大容量の15.4Ah(388Wh)バッテリー搭載モデルになります。
特徴は、3モデルの中では一番軽いこと、『5ファンクションメーター』を搭載し表示項目が一番多いことです。
『5ファンクションメーター』は、
- 時計表示
- バッテリーの残量表示
- 残りアシスト走行可能距離
- 速度表示
- 電源ロック機能
1.4の表示は「ヤマハ」のみです。
このことから、
「 メータースイッチはYAMAHA! 」
と言えるでしょう。
こちらで子供乗せモデルで述べたのがそのままママチャリでも特徴となります。
弱点とすれば、やはり価格が高くなってしまうことでしょう。
YAMAHAの財政状態から厳しいと思いますが、バッテリー関連会社を傘下にするとか、技術力が高く安価な海外メーカーを見つけるなどをしていかないと、これから先の戦略は厳しくなってくるかもしれません。
電動アシスト自転車やイーバイクだけでなく、電動バイク(オートバイ)戦略にも関わってくるので重要ですね、、。もっとも言うまでもなく戦略を立てているところと思いますが。
さて、ちょっと話が固くなっていましまいましたが、もう少しスポーティーなものは、「ブリヂストン」『リアルストリーム』とほぼ同等な構成の『Brace(ブレイス)』になります。(2019年モデルは2019/5/15に発売予定です。)
また同じマルチファンクションメーターを搭載した『Vienta(ヴィエンタ)』もスポーティーな電動アシスト自転車を探している人にはおすすめです。(『Vienta(ヴィエンタ)』のバッテリーは12Ah)
<マルチファンクションメーター> (詳細はこちら)
- 「ブリヂストン」『Real Stream(リアルストリーム)』
- 「ヤマハ」『Brace(ブレイス)』
- 「ヤマハ」『Vienta(ヴィエンタ)』に搭載されている。
時計機能はありませんが、カロリー表示もされる見やすいメーターで、2011年以来定番のスポーティー用のメーターとして使われています。
遠出の準備ポイント
まず、タイヤの状況 小石がささったりしていないかを確認し、空気圧は確保しておきましょう。
携帯(連絡用)、財布などの通常の持ち物の他に下記は準備しておきましょう。
- 紫外線予防のクリーム、帽子(スピードが上がってくればヘルメットなど)
- 水分補給のためのドリンク
1~2時間ならこれぐらいで済みますが、もう少し遠出するならば、
下記の物も準備しておくと良いでしょう。
- 栄養補給用の食べ物(ハンガーノック対策)
- 携帯空気入れ(※)
- パンク修理用ボンベ(※)
- グローブ
- ジェルパッド(パンツ)(※)
まあ、どんどん距離を伸ばしながら、多少失敗して修正しくのも楽しんでしまうのも手です。(※)どのような物かは下記ネット販売参照下さい。
まとめ
電動アシスト自転車で遠出している内田有紀さん所持の
『ViVi DX 2017又は2018モデル』
↓↓↓↓↓
『ViVi DX 2019モデル』とそのライバル
↓↓↓↓↓
もう少しスポーティーに振ったモデル
↓↓↓↓↓
遠出の準備ポイント
と広げていき紹介してみました。
今あるママチャリで自転車で気軽に遠出して景色を楽しんだりフィットネス的に使ってもよいですし、もう少し装備を工夫したり、スポーティーでより遠くにいけるモデルを手に入れるのも良し。皆さんのできる範囲で試してみてはいかがでしょうか。
ちょっとした”アクティブな気持ち”が、新たな自転車の世界を見いだせるかもしれません。
大容量で10万円を切った電動ママチャリの記事↓
経済的に許せば、イーバイク(もっと遠くにe-Cross,e-Road、舗装でない道もいけるe-MTBなど)もおすすめで、ラインナップも揃ってきました。
無理せずに2時間ちょっとで1,000kcal以上消費できたぁ。
1食分以上は消費できるのね。
はい。景色を楽しめたし、気分もリフレッシュできましたよ。