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電動アシスト自転車 YAMAHA 消費カロリー算出法! 液晶マルチファンクションメーター

ダイエットや健康維持の為にサイクリングをして、頑張った度合いを、走行距離、平均速度などで見るのも良いですが、やはり一番イメージしやすいカロリー表示が出るとありがたいものです。

 1.カロリーが表示されるYAMAHA 電動アシスト自転車とメーター

YAMAHAの電動アシスト自転車のスポーツタイプのメーターには、消費カロリーが表示されます。

PAS VIENTA5 2017モデル  2017年5月26日発売

液晶マルチファンクションメーター搭載

PAS Brace 2017モデル 2017年5月26日発売

液晶マルチファンクションメーター搭載

<液晶マルチファンクションメーター>

 


<表示機能>

  1. 平均速度(リセット可能)
  2. 最高走行速度(リセット可能)
  3. 積算走行距離(リセット可能)
  4. 積算走行距離(リセット不可)
  5. 残りアシスト走行距離(バッテリー残量、モードによる)
  6. 消費カロリー(リセット可能)
  7. バッテリー残量(バッテリー残量による)

YPJ-C 新規 2015年12月10日発売

 

YPJ-R 新規 2016年10月27日発売

<マルチファンクションディスプレイ>


2.YAMAHA 電動アシスト自転車 トリプルセンサーの仕組み

まず、車両の情報を取り入れるセンサーに関してですが、2013年から、従来のスピードセンサー、トルクセンサーに加え、クランク回転センサーが加わり、トリプルセンサー仕様となっています。

これらのセンサーの情報をコントローラーユニットに取り込み、メーターに表示させたり、アシスト力を制御したりしているわけです。(下図)

スピードセンサー:走行中の車速を感知するためのセンサー

トルクセンサー:ペダルと踏む力を直接検出するセンサー

クランク回転センサー:ペダルを廻す速さを感知します。

コントロラーユニット:センサーから情報を受け、メーター表示やアシストモーターを制御するための基板

※スピードセンサーは通常前輪からとりますが、「Brace」の場合は後輪からになります。

3.YAMAHA 電動アシスト自転車のカロリー表示の仕組みと算出法

 

それでは、本題のカロリー表示の仕組みと算出法ですが、YAMAHAの電動アシスト自転車は、ペダルを踏む力から、走行で消費したカロリーの目安を表示します。

もう少し詳しく言うと、

ペダルをどれだけ強く踏んだか?+ペダルをどれだけ早く回したか?+データ計算プログラム※クランク回転センサーでの計算しているかは不明なので、打消し表示としました。

これらから消費カロリーを算出しています。

更に詳しく言うと、ペダルをどれだけ強く踏んだかをトルクセンサーで読み取り、ペダルをどれだけ早く回したかをクランク回転センサーで読み取り、それらを独自のプログラムで算出して消費カロリーメーターに表示しているわけです。

ではこういったやり方で消費カロリーを表示するメリットは何なのでしょうか?

一般の安価なタイプのサイクルコンピューターと比較してみましょう。

一般の安価なタイプのサイクルコンピューターは、速度センサーを車輪のスポークに取り付け、回転数から速度や走行距離を算出して表示されます。よって、カロリーはその読み取った回転数から判断しておおよそのカロリーを算出しているわけです。

その場合、こいでなくても車輪が回ればカロリー表示は上がってくることになります。

例として、下り坂をとりあげてみましょう。坂をこがないで降りていっても、車輪は回るので一般の安価なタイプのサイクルコンピューターは消費カロリーは上がってしまいます。YAMAHAの場合はペダルを回していないので消費カロリーがあがらない表示になります。より正確な値が出ると言ってよいでしょう。

GPSタイプも距離の移動があるので、こいでなくても消費カロリーが上がってしまいます。

もう一つお伝えしておきたいことは、

アシストのモード 強、標準、エコ、アシストオフモードで消費カロリー算出法は変えてません。

すると、

エコやアシストオフモードで頑張っても消費量上がらないんだ!

と思ったかたもいるかもしれません。

でも安心して下さい。”カロリー算出法を変えていない”と言っただけです。

ペダルをどれだけ強く踏んだか?+ペダルをどれだけ早く回したか?+データ計算プログラム

で算出しているので、同じ速度を出すのに、アシストが弱ければその分強くペダルを踏み込む必要があるので、センサーがそれをきちんと読み取って頑張った分消費カロリーの数字を上げていってくれます。

同じように考えると、体重が重い人と軽い人でも、同じ速度をこぐのに必要な力が変わってくるのでその分を加味したり、風が向かい風、追い風でも同じ速度を走らせるのに必要なこぐ力が変わってくるのでその分も加味され算出されるわけです。

 

まとめると、YAMAHAの電動アシスト自転車のメーターは、

  • 下り坂を下りただけでは、消費カロリーは上がらない。
  • 登り坂はスピードがあがらなくても力をかければその分消費カロリーは上がる。
  • アシストモードも実質加味して表示される。(アシストする量が違うので、ペダルをこぐ力も変わり、その分を加味した消費カロリーが表示される。)
  • 同じように、体重、風の影響などがあってもその分を加味できる。

一言で言うと、頑張ってこいだ分が消費カロリーとして表示されることになります。

 

実走行からの感覚からも、今日は速度は速かったけど追い風だったから、楽にこぐことができたなという時は、カロリー表示はいつもより少なめに出たりと、やはり頑張った分の消費カロリーが反映されていると思います。

走行距離、走行速度も達成感の目安になりますが、消費カロリーは本当に頑張った分の目安になるので、モチベーションアップに活用してみて下さい。

電動アシスト自転車ならではのカロリー算出法でもあるにかかわらず、YAMAHAではあまりアピールされていません。誤差やうまく計測できない部分もどうしても出るので大きく宣伝できないのかもしれませんね。でもなかなかの優れものというのがわかると思います!

<おまけ>

液晶マルチファンクションメーターの積算距離ですが、9999kmの先はどういった表示がされるかというと、

あっさりと0kmからスタートになります、、、。