「あさひ」戦略車?『エナシスフィール』電動アシスト自転車をどう見る?

電動まま
電動まま

自転車屋のあさひはよく見かけるわね。

電動ぱぱ
電動ぱぱ

うん。全国直営店でも450店舗以上だからね。

電動まま
電動まま

電動アシスト自転車もあるのよね?

電動ぱぱ
電動ぱぱ

もちろん。大手のメーカーだけでなく、PB(プライベートブランド)もあるので、それを紹介するよ!

『エナシスフィール』

「あさひ」PB(プライベートブランド)から発売された『エナシスフィール(ENERSYS Feel)』です。

10万円を切った価格で「あさひ」の戦略的なにおいがするモデルです。

 

二つのASAHI

なんどかお伝えしていますが、日本の自転車業界では”あ・さ・ひ”と名が付く会社が二つあります。

1.自転車メーカー「アサヒサイクル株式会社」

2.自転車販売「株式会社サイクルベースあさひ」

まず、この二つの会社は別物です。(資本関係はありません。)

1.の「アサヒサイクル株式会社」は、先般『evol』というブランドでイーバイクを発売もした自転車の製造メーカーです。

アサヒサイクル株式会社
快適に、安全に、楽しく乗ってもらえる自転車をあらゆる人びとに提供するアサヒサイクルサイクルです。
http://evol-bikes.com/

2.少なくとも大都市圏のお住まいの方は一度は見たことがあるであろう自転車販売「株式会社サイクルベースあさひ」です。

エナシスフィール(ENERSYS Feel)』は、この2の「株式会社サイクルベースあさひ」で、企画されたPB(プライベートブランド)の電動アシスト自転車です。

『エナシスフィール(ENERSYS Feel)』の良いところは?

『エナシスフィール(ENERSYS Feel)』の良いところ(特徴)は、

1.10万円を切った価格

2.クラス初の大容量バッテリー(最長アシスト100km)

3.メータースイッチにUSB給電搭載

です。

1.10万円を切った価格

電動アシスト自転車に興味があり、普通の自転車より高いのはわかっていながらも、一桁あがった10万円を超える価格だと、心理的にも高いと感じることでしょう。

それを見越したように、10万円を切った価格の設定をしてきています。

この『エナシスフィール』の前に、

『アウトランクe』という折りたたみ電動アシスト自転車も出しており、それも10万円を切る価格設定になっています。

OUTRUNK(アウトランク) | サイクルベースあさひ
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「あさひ」の戦略と言えるでしょう。

2.クラス初の大容量バッテリー(最長アシスト100km)

一般的な電動ショッピングモデルいわゆる、ハンドル部分にカゴが付いている”電動ママチャリ”タイプでは、10万円を切った価格のものが他社もラインナップに加わるようになっています。ただ、それらのバッテリーの容量を見ると違いがわかります。”3大メーカー”(※)だと、6.2Ah〜8Ahで、最長50km走行可能程度までと少ない状況です。※3大メーカー:パナソニック、ブリヂストン、ヤマハ

 

 

『エナシスフィール(ENERSYS Feel)』は、14.7Ahと大容量クラスで1ランク上!のモデルのレベルになっています。

よって、”3大メーカーの”1ランク上のモデルで比較してみましょう。

<最長100kmアシストしてくれる電動ママチャリ>

価格が安いながら、バッテリー容量も3大メーカーと変わりなく、最長100kmアシストできる設定もあります。

3.メータースイッチにUSB給電搭載

あさひのWEBページにあっさりと機能紹介されていますが、これは電動ママチャリ界では、実は3大メーカーがまだできていない機能です。

ヤマハのイーバイクYPJシリーズにはUSB給電機能はありますが、PASなどのママチャリ系にはありません。またパナソニックのイーバイクXMシリーズもメーターにUSBポートはありますが、給電機能はなく診断用のみなど。

3大メーカーもやろうと思えばいつでもできるはずですが、開発費抑制、PL法懸念等会社の事情でできていないのでしょう。(今後対応してくると思われますが、なかなか実現しません。)

電動アシスト自転車 コクピットこうしたい!
電動アシスト自転車は、昨今大容量バッテリー化が進んでおり、長距離、長時間 動力のアシストができるようになっています。 一度の走行で、バッテリーをアシストとメーターの表示(微々たる量)だけに使うのは もったいない! ので、どうすれば有効...

動力やライトだけでなく、日常のスマホやタブレッドの充電も、せっかくの大容量のバッテリーなので使えた方が便利なのは間違いありません。

また、停電などの非常時も大容量電池として使うこともできます。そんな時も結局ライトやスマホの充電になるでしょうが、電源取り出し口がいざという時にないよりは、あったほうが絶対いいですよね。

3大メーカー以外のイーバイクでもUSB給電はかなり普及してきています。またバッテリー自体にUSBポートを備えているのも出てきています。

まとめ

一見「あさひ」が電動ママチャリを発売しただけのように見えますが、戦略が詰まったものになっています。「あさひ」が日本総販売代理権を持つ「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」のミニベロ(小径車)イーバイク『ASCENT e-sports』 の投入は延期が続きましたが、その後逆にかなりの勢いでモデルを投入してきています。

LOUIS GARNEAU / ルイガノ / LGS ASCENT e-sporys / ミニベロE-スポーツバイク
究極のシティーライドを求めたミニベロE-スポーツバイク LGS ASCENT e-sporys

この手の大容量の電動ママチャリは、パナソニックが高コストパフォーマンスなのですが、今回はそれに機能で差別化もし対抗していると言えます。

注意点としては、

新開発された静音性の高いドライブユニット(モーター)ということですが、モーター音が気にならないか?試乗した感じに違和感がないか?を確かめることはしましょう。(筆者が試乗しておらずすみません。)

また、ハンドルロックは手で回すタイプで、ブリヂストンの鍵をかけるとハンドルロックする「一発二錠」、その他スタンドを立てたときにハンドルロックする連動型ではありません。速度表示も小数点以下は出ません。せっかくなら小数点以下も表示できるよう次回モデルは3桁表示あるいは、液晶表示化できるとよいでしょう。

それでも、価格的、機能的に魅力的な部分もあり、充分候補に入れてもよいのではないでしょうか。

追記:この『エナシスフィール(ENERSYS Feel)』は、サイクルベースあさひの各店舗で売られますが、売れすぎると、自分のお店の品揃えである3大メーカーの同じタイプの電動アシスト自転車が売れなくなる、、、というジレンマがありそうです。

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