
女性専用のイーバイクでるみたいね!

そうだね。国内初といっていいかなあ。
「GIANT」『エスケープRX W-E+』だね。

気になる女性の方もいると思うけど、詳しくない人も多いわよね。

うん。よし、どんな自転車か、ざっくりわかるようにしてみましょうね。

最近、ざっくりが多いわね、、、。
「GIANT(ジャイアント)」『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』ってどんな自転車?
今回は、なんとなくサイクリングに興味があって、女性専用のイーバイクということで気になったんだけど、よくわからないなーという方に向けて書いています!
まず、この女性専用のイーバイク「GIANT(ジャイアント)」『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』は上の写真のような形をしています。
色のバリエーションはもう一つホワイトもあり、下の写真になります。
”女性専用”と銘打った国内初のイーバイクになり、2019年6月から販売されます。
まず、イーバイクって?オートバイ?なんて思った方はこちらを参照下さい!(イーバイクがどんなものかを解説しています。)
「GIANT(ジャイアント)」社 とは?
自転車のメーカーとして、「YAMAHA(ヤマハ)」、「Panasonic(パナソニック)」、「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」は知っているけど、「GIANT(ジャイアント)」は知らない、あるいは聞いたことはあるけど、、、とう方もおられるかもしれません。
ただ、実は「GIANT(ジャイアント)」は世界一の売上の自転車メーカーなんです。
さらに、詳細は言いませんが、あなたの知ってる自転車メーカーの本体フレームも作ったりしています!
ですので、
もし、あなたが知らないメーカーだったとしても、
信頼度、知名度は問題ありません!
ですので、品質管理がされていない粗悪品だったりすることもありません。
また、なに?どこのメーカーの自転車?と言われることもほとんどないでしょう。
『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』の由来は?
自転車の名前”エスケープ”は、逃げる、逃亡する、逃れるという意味がありますが、
- 日常の忙しさから逃れる!
- 日常のマンネリの状態から抜け出す!
そんな、気分転換や新たな挑戦的な意味合いを持たせているものと思います。
どんな自転車?(ママチャリとの違い)
『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』は、カテゴリーとしては、”クロスバイク”というカテゴリーになります。ハンドルがまっすぐで、ママチャリより前かがみで自転車をこぐ姿勢になります。その分空気抵抗を受けにくく、スピードを出せることになります。


2019年1月発売の男女兼用モデルの『ESCAPE RX-E+』をベースに女性モデルとして仕上げています。
主な仕様
<主な仕様>
その他の変更点は、
その他の変更点 | (男女兼用) ESCAPE RX-E+ | (女性専用) ESCAPE RX W-E+ |
適応身長 | (XS)155〜170 (S)165〜180 (M)175〜190 | 145〜160 |
ハンドルの長さ | 580mm | 540mm |
クランクの長さ | 170mm | 160mm |
カラー | アイスグレイ, ブラック | ブルー、 パールホワイト |
適応身長は145cmからで、ハンドルの幅もせまく、クランクも短くなっています。
クランクとは、図のような部分を言います。
これらのように小柄な方でも扱えるようになっています。
重さ
19.9kgと約20kgの重さになります。電動アシストユニットを搭載しているので、ママチャリの軽快車と同じぐらいの重さになります。実際走り出すと、こぎ出しからアシストされるので軽く感じられるでしょう。
バッテリー
13.8Ahのバッテリーを積んでいます。電圧が36Vなので、一般のママチャリ換算だと、約20Ahになります。現状の日本国内の電動アシスト自転車の最大容量を積んでいることになります。(計算方法の詳細はこちら)
この容量を一度で無くなるまで使えるような体力がある女性の方はごく少数でしょう。ですので、サイクリング、ポタリング((少し長い距離を)のんびりこぐ)には容量を気にしなくて済むレベルと言ってよいでしょう。
むしろ、充電し忘れに気を付けた方がよくなります。
ドライブユニット
”ドライブユニット”とは、バッテリーで動かすモーターとそれを制御する回路を合わせたものを言います。
「GIANT(ジャイアント)」と「YAMAHA(ヤマハ)」の共同開発のユニットを使っています。男女兼用モデルの『ESCAPE RX-E+』の物と同じものです。詳細は、こちらの記事を参照下さい。
スペックから言ってマウンテンバイクでも使えるレベルのユニットで、クロスバイクに使われているものの中では高性能なものと言えます。
電動アシストのママチャリのユニットと比べると、激坂の対応力が違います。ママチャリのユニットだと対応できないところもアシストしてくれるでしょう。

他の特色
女性専用に色を用意したところが特色です。
男女兼用モデルの『ESCAPE RX-E+』
女性専用『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』
明らかに色使いが女性向けになっていますね。
バッテリーの外観も色を変えているのはポイントが高いでしょう。化粧パネルでしっかりとデザインと色味の調整をしています。
他のメーカーがバッテリーの外観をモデル毎に変えず同じだったり、デカール(シール)で済ませているものも多い中、秀逸といえるでしょう。
男女兼用モデルの『ESCAPE RX-E+』の例は
となっており、ベースの本体に化粧パネルをはめ込む構造になっています。
パネル3,000円(税抜き)バッテリー本体69,000円(税抜き)
今回の女性専用『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』もいずれ同様な展開がされるでしょう。
用意したいオプション
別売りのスタンドは、ぜひ付けたいところです。
これが同じ値段のロードバイクでスタンドを付けてしまうと、もったいないと言われてしまいます。(重さを抑えるためにも費用がかけられているため、走ること以外の機能のスタンドを付けるのは避けられるためです。)
ただ、イーバイク クロスバイクカテゴリーの『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』ではぜったい”あり”です。ぜひ街中へも乗り付けて停めて下さい。
<スタンド(2,000円(税抜き)>
ライト
バッテリーから電源が供給される1,500カンデラの明るさのライトが標準装備されています。駅から自宅までの道ならばそれで充分済んでしまう方もいると思いますが、暗いところも走るならば追加ライトも検討してみて下さい。(こちらも参照下さい。)
今後の改善
やはり、カロリー表示も出るようにして欲しかったです。サイクリングで頑張った尺度が、距離や平均速度より、カロリーで表示された方がイーバイクのユーザー的には分かりやすいためです。「YAMAHA(ヤマハ)」や「BESV(ベスビー)」のディスプレイはこれを可能としています。
比較的対応しやすいものでしょうから、是非実現してもらいたいものです。
まとめ
国内初の女性専用イーバイク「GIANT(ジャイアント)」『ESCAPE(エスケープ)RX W-E+』をカタログやWEBを見ただけでは、あまりわからないという方に向けてお伝えしてみました。
280,000円(税抜き)という価格がまだ日本人の感覚では高いというのが正直なところかもしれません。
しかし、適度に運動ができ、坂があっても気にならず遠くへ楽しく移動できるイーバイクは、もっと欧州のように評価されても良いと思います。
イーバイクのサイクリングは、始めるのに心理的負担が少ないフィットネスになります。また、あなたのダイエットのバリエーションの一つにもなりえるでしょう。
気になった方は、自分へのご褒美として手にいれてみてはいかがでしょうか。
今まではブランドアイテムやアクセサリーなどをご褒美としていた方なら、今回はイーバイクはどうでしょうか? よほどこちらの方が注目もされますし、あなた自身にプラスな効果をもたらす可能性が高いとも言えます。
女性専用のイーバイクがサイクリングロードや街中でも見られてくると、一気にイーバイクの波が押し寄せてくる可能性もあります。動向は今後も注目してきたいと思います!

ざっくりって、言ってたけど、、。

あ、ちょっとたくさんになっちゃった、、。最後まで読んでいただきありがとうございます、、、。