2016年モデルとしては販売されず、実質暫く手に入れることができなかったパナソニックの電動アシスト自転車「ジェッター」が2017年モデルとして6月8日に販売再開されます。
この「ジェッター」は、電動自転車の中では軽量で平地走行にも向く上級(高級)モデルで愛好者の方も多い自転車になります。当サイトでもおすすめしている電動アシストクロスタイプの自転車になりますが、以前のモデルと異なる部分があるのでお伝えしておかなければならないポイントがあります。
特に、友人などが所持している以前の年式モデルを試しに乗って良いなと感じていた方が、2017年モデルが出た!さあ買おう!と思われているならば、下記表を参照して違いを把握しておいて下さい。
<ジェッター 2015~2017年モデルの主な違い>
2015年から2017年モデルになり、値段は下がり電池容量アップしたものの、グレードダウンしている部分があります。
変速機が外装10段から8段へ、特にメーターの表示内容が少なくなっています。見た目も下記のようになり、下位の電動アシストクロスタイプのスタンダードモデル「ハリヤ」と同じものになっています。
<ジェッターメーター(サイクルコンピューター)2015モデルと2017モデルの違い>
走行性能に影響するものではありませんが、車でいえば運転席の内装ともいえるべき部分でユーザーから見える重要な部分とも言えます。
ダイエットを提案している本サイトとしてはカロリー表示がなくなっているのは残念です。
もちろんカロリー表示は、体重などのベースの値を入力して算出されるものではありません。
あくまでも参考値であり、必ずとも正しい消費カロリーが表示されるわけではないです。
ただ同じ計測の仕方によって出る値なので、昨日500kcalだったが、今日は600kcalで頑張った(2割多く消費できた!)、、、などが目安としてわかるため、モチベーションを維持していくのにはあって欲しい機能になります。
対策としては、昨今は安価になった消費カロリーが表示されるサイクルコンピューターを購入して取り付けることになります。
これである程度対策にはなるのですが、暗くなってからのサイクリングだと、消費カロリーを確認するのにサイクルコンピューターのライトをつけてから、切り替えボタンを押すなど一手間操作が必要になってくるでしょう。
走行中はやや確認しにくくなるのは避けられません。
大容量のバッテリーにつながれているメーターなら夜間でもライトをつけていれば表示は絶えず光っているので、切り替えボタンのみで消費カロリーを見ることができます。
やはり元から装着されている方が望ましい方もいることでしょう。
その他「ジェッター」のメリットである本体重量も、
フロントのキャリアブラケットがなくなりましたが、
前後ディスクブレーキ、電池の重量アップ(300g(2.8kg→3.1kg)体積は15%程減)、タイヤの太さアップからか重くなってしまっています。
それでも、メーターの表示項目を多く求めない方、重量アップになるフロントサスペンションは不要で、ダイレクト感を求める走り重視の方、少しでも軽い大容量の電動アシストクロスタイプを探している方ならば候補になってくるでしょう。
(各写真は公式サイトより抜粋)
ねらい
電動アシストクロスタイプの自転車を購入検討している方に、年式モデルの違いの詳細を伝えることによって、意図した自転車を購入して頂くサポートができること。