ブリヂストンの子供乗せモデルいこうかな。
みなさん違いがわかるといイナダって!
ひさしブリっ!
子供乗せの情報ハマチわびた人もいるかもね。
ブリヂストン子供乗せモデルバリエーション
ブリヂストン子供乗せの2017モデルからのバリエーションは、下図になっています。2019モデルはいったん4モデルでしたが、2020モデルでは『アシスタC STD』が加わり5モデルになっています。
電動アシスト子供乗せは、3大メーカーのヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの独壇場になっています。3大メーカー以外のスタッフに聞いたことがあるのですが、やはり大切な幼児やあかちゃんを乗せるということで、安心感のある有名な自転車メーカーのところをユーザーが選ぶ傾向があるようです。
また、祖父母の方が買ってあげることも多いようで、その際も知名度がやはり重要視されるようです。
こんな背景もあり、3大メーカーのブリヂストンはその優位性を活かして販売台数を確保したい思惑があり、新たなモデルを追加したとも言えるでしょう。
何が変わった?ビッケシリーズ2020モデル
ビッケシリーズ 2019→2020モデルへの変更点は下表になります。
下り坂自動回復充電機能仕様変更(グリ、モブのみ)
下り坂において、従来は急な加速が起きた場合に下り坂自動回復充電機能が作動する仕様でしたが、ペダルを止めた時点の速度よりも早い場合に、下り坂自動回復充電機能が作動し続けます。
下り坂では、すぐに自動回復充電機能がかかるように制御して、以前より回復充電がされるような仕様変更にして、アシスト走行距離を伸ばす制御にしたということになります。(電池の容量、アシスト自体の制御プログラム(マッピング)は変わっていません。)
タイヤチューブ厚み増、リム形状変更
タイヤチューブの厚みを増やして、パンクを少しでもしないようにし、そのチューブが入るリム(リムは、下写真の部分)の中を平にし、前後合わせて約0.2kg軽量化をしているので改良と言えます。小さな改良でも年次変更としてユーザーのメリットを追求した点は評価されるべきでしょう。
コンフォートグリップ化(グリ、モブのみ)
これも細かい点ですが、ハンドルの持ち手のグリップが変更されています。従来のは直線的な形状ですが、曲線的な形状となっています。(下写真参照下さい。)
フロントバスケット底板軽量化(グリ、モブのみ)
フロントバスケットの底板部分の軽量化がされています。通常の大きさなら抜け落ちることはないでしょう。自転車の前側が重い、『グリ』、『モブ』でフロント(前)部分の軽量化は、改良と言えるでしょう。
どうしても抜け落ちるのを避けたい場合は、オプション設定のフロントバスケットカバーを揃えることになります。
(最新の市場価格はクリックして確認下さい↓)
ビッケ グリ,ビッケ モブ
まず、ビッケ グリ(bikke Gri dd)と、ビッケ モブ(bikke Mob dd)を見ていきましょう。
ビッケ グリ(最新市場価格は↓画像をクリックし確認下さい。)
ビッケ モブ(最新市場価格は↓画像をクリックし確認下さい。)
リア(後ろ)のチャイルドシートが標準搭載、ブリヂストン開発及び内製の電動アシストユニット「デュアルドライブ(Dual Drive)」搭載の子供乗せ自転車です。
ブリジストンが一番力を入れている2車種といえるでしょう。
上記で記載したように、2020モデルの変更点がすべて入っていることからも、想像がつきます。
『グリ(GRI)』と『モブ(Mob)』の違いは、フレームの形状の違いのみと言ってよいでしょう。どっちがいいんだろうと迷った方は『モブ(Mob)』を選んでおきましょう。『グリ(GRI)』は、デザインが気に入った方は候補にして下さい。
両車の批評(辛口)は下記記事も参照下さい。
ビッケポーラー
次にビッケポーラー(bikke Polar e)です。
ビッケ ポーラー(最新市場価格は↓画像をクリックし確認下さい。)
フロント(前)チャイルドシートが標準搭載で、YAMAHA製のセンタードライブユニット搭載の子供乗せ自転車です。非常に人気があるモデルになります。
2020モデルは、2019モデルに対して、リム形状変更とタイヤチューブの軽量化と、カラーバリエーション変更のみとなっています。
『ポーラー(Polar e)』の特徴は、
前乗せ安定設計:ハンドル軸を中心にフロント(前)チャイルドシートがあり、前に子供が乗って、ハンドル操作が重くなっても極力安定させる設計になっています。
テモトデロックⅡ:好きな時に、ハンドルから手を放さずハンドルロックできるテモトデロックⅡ(詳細はこちらを参照下さい。)
この二つは相性が良く、ブリヂストンしかない組み合わせになります。
また、単純にデザイン性に惹かれる方もいることでしょう。
どうしても、他社(YAMAHA)の電動アシストユニットを使っていることもあり、開発の力の入れ方は『グリ(GRI)』と『モブ(Mob)』よりは弱くなります。それでも年次変更で色だけ変更することも多い中、”チューブ厚み増、リム形状変更による軽量化”だけでも入れてきており、依然として魅力は高いモデルになります。
今後は、他社製ドライブ+ベルトドライブ化 あるいは内製センタードライブユニット開発+ベルトドライブ化でメンテナンスフリーの魅力の付加を提案したいところです。購入検討されている方は、気にせず実在するモデルから検討して下さい。
アシスタC STD
アシスタC STD(最新市場価格は↓画像をクリックし確認下さい。)
STD(スタンダード)というネーミングから、標準的な内容が盛り込まれた電動アシスト子供乗せ自転車になります。ブリヂストンのバリエーションとしては一番安価になります。
フレーム形状は、ビッケモブ、タイヤサイズは、ビッケポーラー、電動アシストユニットはビッケポーラーと同様YAMAHA製のセンタードライブになっています。
リアのチャイルドシートは、ビッケシリーズのものが装着されておらず、これも一般車用のオプションとして設定されているシートが使われています。特徴は、”自立するバックル”が使われていません。(”自立するバックル”に関してはこちらを参照下さい。)最新のモデルなので、そこまでスタンダードにこだわる必要はなかったのではないでしょうか。
価格を抑えるのに必要だったということでしょうか。ただ、価格を抑えるならもう少し差が明確になる程度まで頑張って欲しかったところです。
ビッケモブ 148,800円
アシストC STD 134,800円
価格差 14,000円
どういう方に適しているか?
1.メーカーはブリヂストンに決めている。
デザイン、テモトデロックⅡ(詳細はこちらを参照下さい。)が魅力である。
2. フロント(前)を極力軽くしたい。
操作感向上、前タイヤを持ち上げて乗せる駐輪場のラックを使いやすくする。
3.価格を少しでも抑えたい。
となるでしょう。
ハイディー ツー
ハイデイ ツー(Hydee Ⅱ)は、他の子ども乗せモデルより車輪が大きいタイプで、VERYとのコラボデザインで人気のあるモデルです。現時点では2019より変更なく、継続モデルとなります。
(↑最新のネット通販価格は画像をクリックして確認下さい。)
まとめ
ブリヂストン子供乗せ電動アシスト自転車 2020モデルを紹介しました。
検討されている方への参考となれば幸いです。
過去の記事も参考にして下さい。
迷ったときは、まずかわいいお子さんを、安全に移動できることを優先として考える視点を持ち、候補を絞っていきましょう。