電動アシスト自転車で予算25万円というと、抵抗がある人もまだ多いんですかね。
電動アシスト自転車の良さを知った方や、次はこうしたいという方の買い替えとしてはありえる予算かもしれませんね。
なるほど。一歩上の機能や走りを求める方には魅力的なモデルを求める人もいるということですね。
そうだね。予算はあるけどどれか迷っている人も含めて見ておくポイントを紹介していくよ!
e-Cross 5モデル
20万円以下のe-Cross(イークロス)は、こちらで紹介しているので、20万円~25万円(税抜き)の価格帯の中から選んでいます。
1.「CARTEL BIKES」『ebo』
2.「FUJI」『MOTIVATOR』
3.「BESV」『JF1』
4.「LOUIS GANEAU」『AVIATOR-E』
5.「Panasonic」『XU1』
これらの5モデルになります。
❶「CARTELBIKES」『ebo』
西麻布のピストバイクショップ(※)「Diner」のオリジナルブランド「Cartel Bikes」
からイーバイク『ebo』が登場しています。
ショップオリジナルでもイーバイクが出るようになりました。
(※)ピストバイクとは、変速無しの自転車になります。(今回紹介のeboは変速ありです。)
(在庫状況、価格等は画像クリックして確認下さい↑ ショップ名:FAVUS)
やはり、特徴はデザインです。昨今バッテリーがフレームに一体化になり目立たないモデルも増えていますが、この『ebo』は、発売されているe-crossの中でももっとも目立たないモデルと言えるでしょう。バッテリーが入っているダウンチューブ(ハンドルとペダルの間のフレーム部分)が非常に細く仕上がっているためです。
これで、24V-10.4Ah 250Wh(パナソニック製)のバッテリーが格納されています。(取材協力 FAVUS)
ピストバイク専門ならではのデザインと言えるでしょうか。
(通常の自転車だと、写真のような細いフレームのピストバイクを手掛けています。)
「CARTEL BIKES」『ebo』は、下記のSand(サンド)色も存在します。
(在庫状況、価格等は画像クリックして確認下さい↑ ショップ名:FAVUS)
タイヤは28Cで細目、車重17.5kgも軽めで、見た目も含めてイーバイクの中では軽快感を感じられるモデルになります。
スイッチもシンプルで電源スイッチ、バッテリー残量、モード切替のインジケーターのみになります。
速度、走行距離などの表示は昨今手軽に手に入れられるサイコン(サイクルコンピューター)を別途手にいれると良いでしょう。(下記記事参照願います。)
見た目が細い分バッテリーは取り外しができないので、充電は自転車に直接ケーブルを
差し込むことになるので、雨が避けられる充電場所は確保が必要でしょう。
<「CARTELBIKES」『ebo』主な仕様>
メーカー | CARTELBIKES |
製品名 | ebo |
発売日 (予定日) | 2018/8/24 |
標準価格 (税抜) | 220,000 |
バッテリー 容量 | 24V-10.4Ah 250Wh (パナソニック製) |
└走行可能 距離 | 100km 83km 70km |
変速機 | SHIMANO CLARIS 8speed |
ユニット | Original リアハブ |
フレーム | アルミ |
フロント フォーク | カーボン |
タイヤ | 700C28c |
ブレーキ | TEKTRO 機械式 |
本体重量 | 17.5kg |
特徴 | 47/55 2サイズ |
本製品次期モデルが出ています。下記記事確認願います。
❷「BESV」『JF1』
もう名前も浸透してきたでしたでしょうか。「BESV(ベスビー)」のe-Crossです。
(「BESV(ベスビー)」に関して知りたい方はこちら)
(在庫状況、価格等は画像クリックして確認下さい↑)
特徴は、今となっては増えてきたもののバッテリーが装着されているように見えないフレームインのバッテリー、フルカラーディスプレイ、ディスクブレーキ(油圧式に変更機械式)、車重量も、16.1kg (XS)
16.2kg (M)
と今回紹介するモデルの中で一番軽く、しっかりとした乗り心地になっています。
アシストモードに合わせてカラーディスプレイの色が変わります。アシストモードが一目で色でわかるのは有難いのに加え、トップチューブ(ハンドルとサドル(いす)の間のフレームの部分)に丸いスイッチがあるのですが、その部分も連動して色が変わるという仕様になっており、イーバイクを購入して、通常の自転車と違う部分を感じ取れる演出として一役買っています。
かならず候補に入ってくるモデルとなるでしょう。
始めてのイーバイクとしてうまくまとめられていますが、
しっかりした乗り心地がご自分に合うか確かめることはおすすめします。また、どうしてもe-roadの『JR1』ももう少し頑張って手に入れようかと悩む方もいることでしょう。(『JR1』についてはこちら参照下さい。)
<「BESV」『JF1』 主な仕様>
メーカー | BESV |
製品名 | JF1 |
発売日 | 2018/8/24 |
標準価格 (税抜) | 229,000 |
バッテリー 容量 | 36V-7.0Ah 252Wh (10Ah相当) |
└走行可能 距離 | 100km |
変速機 | SHIMANO Deore |
ユニット | BESV Original リアハブ |
フレーム | アルミ |
フロント フォーク | アルミ |
タイヤ | MAXXIS OVERDRIVE ELITE 700x35C |
ブレーキ | 機械式 Discブレーキ |
本体重量 | 16.1kg (XS) 16.2kg (M) |
特徴 | USB充電機能 あり |
➌「FUJI」『MOTIVATOR』
「FUJI(フジ)」からもバッテリーがフレームに一体となっているe-Crossが出ています。
ボディ色は黒のみになっています。一見特徴が無いように見えますが、魅力的な特徴を持っています。
(在庫状況、価格等は画像クリックして確認下さい↑)
その特徴とは、
1.カーボンフォーク、2.油圧ディスクブレーキ、3.ライト標準 を備えていることです。
1.カーボンフォーク
振動吸収に優れたカーボンフォークは高速で走ったり、長距離を走るのにもメリットがあります。
本モデルではさらに、ボトルゲージなどが装着できるネジと台座があります。(Utility mount)
2.油圧ディスクブレーキ
機械式に比べ軽い握りでブレーキを効かせることができます。雨の日や、下り坂が続く時などに重宝するでしょう。
3.ライト標準
標準でライトが付いているのは、何かと便利です。
「LEZYNE」製のコンパクトなLEDライトが標準になっているので、ちょっと暗い道を走るときは充分でしょう。
夜間走行をされる場合には、
高輝度なライトも持っておくことはおすすめします。(こちらを参照下さい。)
「BESV」『JF1』が派手な演出と、コンポグレードが上のDEOREとなっているのに対して、この「FUJI」『MOTIVATOR』は上記の特徴を備えていて玄人好みの仕様になっているとも言えます。
バッテリー容量が200Whと少なめなことが唯一気になる点でしょうか。
通勤で通うために使うなどの用途には充分な容量ですし、ある程度走れる方は、e-crossの中では軽快に走れるモデルなので、平坦な道ではバッテリーをほとんど使わない走行で、坂とか交差点でバッテリーを使うことにすれば充分長く走れることでしょう。
候補にする方も多くなることでしょう。
<「FUJI」『MOTIVATOR』の主な仕様>
メーカー | FUJI |
製品名 | MOTIVATOR |
発売日 (予定日) | 2020/7月 |
標準価格 (税抜) | 229,000 |
バッテリー 容量 | Bafang in-tube battery, 200Wh |
└走行可能 距離 | 20km 〜 50km |
変速機 | シマノ Sora 9-Speed |
ユニット | BAFANG H-600 compact rear hub motor |
フレーム | アルミ |
フロント フォーク | カーボン |
タイヤ | WTB Exposure, 700 x 32c, all black, wire bead |
ブレーキ | SHIMANO 油圧Discブレーキ |
本体重量 | 16.5Kg |
特徴 | ディスプレイにUSB充電ポート あり |
➍「LOUIS GARNEAU」『AVIATOR-E』
街の自転車屋サイクルベースあさひが総販売代理権を持っているブランド「LOUIS GARNEAU」(ルイガノ)のe-crossになります。
(在庫状況、価格等は画像クリックして確認下さい↑)
特徴は、今回紹介しているモデルの中ではバッテリー容量が393Whと大きく、重量バランスのよいセンタードライブ(モーター類がペダルにある。)のシマノ製ドライブユニットE5080(最大トルク40Nm)を装備していて車体重量が抑えられているところです。似た仕様としては「MIYATA」『CRUISE 5080』(こちらを参照願います。)が税抜きで20万円を切っていて、サークル錠、ライトもついています。ブランド名と軽量な部分に魅力を感じる場合に選択するモデルとなるでしょう。
2021/8/2追記 サイクルモードライド大阪で価格改定を確認!
税抜き)228,000→198,000へ
(初回投稿4/24でしたが、5月にすぐに価格改定されていたようです。)
スタンド用の台座が、チェーンステー(ペダルと後輪の間のフレームの部分)にあることで、停める時に安定するとのこと。
<LOUIS GARNEAU」『AVIATOR-E』の主な仕様>
メーカー | LOUIS GARNEAU |
製品名 | AVIATOR-E |
発売日 (予定日) | 2019/ 10月上旬 |
標準価格 (税抜) | 198,000 |
バッテリー 容量 | 36V-10.9Ah 393Wh BT-E6010 |
└走行可能 距離 | ECO 105km |
変速機 | SHIMANO ACERA 8速 |
ユニット | SHIMANO STEPS E5080 |
フレーム | アルミ |
フロント フォーク | アルミ |
タイヤ | KENDA K-1185 700x35C |
ブレーキ | SHIMANO 油圧 Discブレーキ |
本体重量 | 17.6kg |
特徴 |
➎「Panasonic」『XU1』
「Panasonic」もe-crossの『XU1』をラインナップしています。
(在庫状況、価格等は画像クリックして確認下さい↑)
特徴は、今回紹介したモデルの中では、一番パワー(トルク)を持つドライブユニット(Sport Drive Unit)を搭載しています。これは、同社のe-MTBに搭載されているユニットであり、今回紹介した中で一番高性能なものになります。(最大トルク推定80Nm)
車体重量は24.5kgと重いですが、太いタイヤで乗り心地と安定感を高め、リアキャリア搭載していてユーティリティーを向上させています。
下記の記事でも紹介していますので、参考にして下さい。
また、ドライブユニットに関しても下記記事参照下さい。
<Panasonic」『XU1』の主な仕様>
メーカー | Panasonic |
製品名 | XU1 |
発売日 (予定日) | 2018/7/2 |
標準価格 (税抜) | 225,000 |
バッテリー 容量 | 36V-8Ah (11.4Ah相当) 288Wh |
└走行可能 距離 | 44km 57km 82km |
変速機 | 外装9段シフト |
ユニット | Panasonic スポーツドライブユニット |
フレーム | アルミ |
フロント フォーク | アルミ |
タイヤ | 700×50C |
ブレーキ | SHIMANO 油圧 Discブレーキ |
本体重量 | 24.5㎏ |
特徴 |
まとめ
下記表に、25万円までのe-Crossモデルの本体重量とバッテリー容量の分布を表しました。今回紹介の5モデル(20-25万円(税抜き))は■で色付けしています。
❶~➌のモデルは、リアハブ(後輪にモーター)で、スタイリッシュ、➍は軽量大容量など、特徴が見れることでしょう。
また、25万円の予算があれば、色々と用途、趣向に合わせてモデルを選べる状況になっています。
25万円以上のものも今後紹介できればと思いますが、一覧はこちらにありますので参照下さい。
少しでもお役にたてたら幸いです。
かえってまよってしまったらすみません笑。
すびません。。。
選択肢はできるだけ知って選んで下さいね!