Panasonicも突然新モデルを発表しましたね!
2週間前のプレミアムバイクインプレッションでも確認したんだけどね。
すでに発表されているフラットバーロード関連はまだなんですか?って。
情報を教えてくれなかったんですね?
情報は教えられないって言ってくれればよかったんだけど、今年はXM1で進めていくという実際とは異なった情報を教えてくれたので、全然読めなかったなあ~。
それは残念だったですね。
ちょっと残念だったんだけど、ユーザー目線でフラットに見ていきますね!
Panasonic 2018 新モデル「Xシリーズ」拡充!
パナソニックから電動アシスト自転車の新モデルがアナウンスされました!
昨年電動アシストマウンテンバイク「XM1」をデビューさせ、話題となり、
2018年は落ち着いた動きになるかと思いきや、
XM1を年次改良するだけでなく、
まさかの
新規2モデル投入!
昨年2017年の新規モデル「XM1」プレスリリース時は、
発表から発売まで2か月弱でしたが、
今回は、
2つの新モデルがありながら、
5/18のプレスリリースから発売日7/2と、
1.5か月弱の期間しかなく、
夏のボーナス商戦に割り込む形で投入してきたということは、
2018年に各メーカーで投入するモデルを意識
してのことでしょう。
まさかの新モデル! 電動アシストMTB XM2
昨年2017年9月に、
電動アシストマウンテンバイク「XM1」
が、新ユニット(スポーツドライブユニット)を搭載して
鮮烈デビューしたのは記憶に新しいですが、
まさか、
1年経たないうちに、
ニューモデルを出してくることは想像がつきませんでした!
しかも、
色を変えたり、
バッテリー容量を増やしたりという中身だけでなく、
まさかの
新ユニット投入!
ベースはスポーツドライブユニットではあると思えますが、
内装2段電子制御で、変速時のタイムラグを半減程度に抑える
機構を追加!
がされているとのこと。
効果は試さずにはいられない状況となりますね。
YAMAHAが
電動アシストマウンテンバイク「YPJ-XC」(こちら)
を投入して、2018年の新モデルはこれで出揃ったか?
ということで、そろそろ購入モデルを決めようとしていた方にとって、
え、パナソニックも出したの?
という状況だと思います。
これから試乗してみるしかないというところでしょうか。
>>>「XM2」試乗ポイント
1.何と言っても、新ユニット! 更に坂に強くなった?
2.バッテリー容量1.5倍で、ちょっと重くなったけど大丈夫?
3.サスペンションストロークのフィーリング。
となりますね。
1.何と言っても、新ユニット! 更に坂に強くなった?
電動アシスト自転車のスポーツタイプの変速が内装なのは、YAMAHA PAS Brace、同型のブリヂストン Real Stream ぐらいです。(こちら)
内装は、停止してからギヤを変更できる半面、ギヤを上げていく時など、力をかけると、チェーンが滑る又は変速時間が遅いなどのデメリットはあります。
今回の新ユニットの内装というのは、常にギヤが噛んでいて、電子制御で切替?ということです。
元からの内装のメリットである停止時のギヤ切替可能というのはそのまま、さらに変速時間も半減でチェーンの滑りもないということで、デメリットをメリットに転換してしまったということでしょうか?
非常に気になりますね。
クランク軸に直接パワーを伝えるダイレクトドライブ機構に先進の内装2 段変速を搭載。電子シフトによるストレスフリーの操作性。ワイドギアレシオ(1~1.41)&高トルク特性により、勾配のきつい“激坂”でも滑らかで力強いアシストフィーリングを実現。
やはり、試乗してみるしかないですね。(何度も書いてしまっている、、、。)
2.バッテリー容量1.5倍で、ちょっと重くなったけど大丈夫?
XM1のバッテリー容量が36V-8Ahに対し、
XM2は1.5倍の36V-12Ah
になっています。
バッテリー容量増加、新ユニット他で
重量は、2kg程度増加の24.0kgになっています。
これが、取りまわしなどに影響しないかなどは、チェックしたいところですね。
3.サスペンションストロークのフィーリング。
フロントフォークのサスペンションも変更になっています。
トラベル(沈み込み)量が増えています。
その部分のフィーリングのチェックが必要ですね。
XM1 フロントフォーク | SR SUNTOUR RAIDON-XC RLR DS 15QLC32 27.5″ 100mm トラベル リモートレバー付 |
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XM2 フロントフォーク | SR SUNTOUR AION RLR DS 15QLC32 27.5″ 130mm トラベル リモートレバー付 |
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<主な「XM1」,「XM2」の仕様>
XM1も、18年モデル!
昨年注目された電動アシストマウンテンバイク「XM1」も18年モデルとしてマイナー変更が施されました。
1.ハンドルを580mm=>680mmにして、他のマウンテンバイクと同等にオフロードの性能を高めた。
2.カラーリングもイメージを変えない程度の変更
このぐらいでしょうか。
オフロードの操作性向上の為にハンドルを長くして欲しいと思っていたユーザーには朗報かもしれません。
ただ、17年モデルは、自転車が走れる歩道や、サイクリングロードを走れる唯一の電動アシストマウンテンバイクなので、
あえてハンドルは治さず、街中で乗りまわしても良いかもしれませんね。
ある意味貴重な純正ですので。
とうとう出たスポーツドライブユニット搭載車 XU1
2017年当初より、フラットバーロードが出されるアナウンスはされており、
XM1に搭載されているスポーツドライブユニットが装着される気配はあったものの
なかなか方向性が決まらなかったと思われます。
今回発売される「XU1」をどうみるか?
ですが、やはり試乗は必要で、現情報からの試乗ポイントは、下記になるでしょう。
>>>「XU1」試乗ポイント
2.重量が24.5kgと少し重め。取りまわしはどうか?
3.XM1と同じスポーツドライブユニット!
1.ハリヤより太いぐらいのタイヤのフィーリングは?
電動アシスト自転車のスポーツタイプでタイヤが太い部類にはいるものをいくつか挙げると、
TREKの「VERVE+」(こちら)が 700×42Cなので、42mm
「ハリヤ」(こちら)が1.9インチ=1.9×2.54=48.26mm 約48~50mm
「XU1」のタイヤは50Cなので、約50mm
で、電動アシストクロスタイプ(オンロードタイプ)でもっとも太いタイヤが装着されていることになります。
乗り心地は確保されますが、取りまわしの軽快さは失われている可能性があり、その部分がご自身に合うかをチェックしてみると良いでしょう。
2.重量が24.5kgと重い。
タイヤが太いということで重量もありますし、
YPJ-TC(こちら)のようなリアキャリア、泥除け、スタンド、ライトなどすべて初めから装着されていることなどから、
重さも電動アシストクロスタイプの中でも、もっとも重いことにはなります。
試乗したとき、普段使いを想定してどう感じるか?
とはいえ、あまり重量にこだわる必要はないかもしれません。
推奨しているわけではありませんが、キャリア、泥除けなど不要な物を取り外したりしていけば、
XM1、ジェッター、YAMAHA PAS BRACE並みの重量になるでしょうし、
次にも述べるXM1と同じユニットが積んであるからです。
街中激坂マシンの実力を秘めていると言えます。
タイヤも実測はしていませんが、
XM1が2.2=55.8mm
XU1が 50mm
付近になり、この表記からは、
マウンテンバイクのXM1よりはタイヤは細いことにはなります。
3.XM1と同じスポーツドライブユニット!
XU1の最大のポイントは、
XM1で装着されている、高ケイデンス、ハイパワー対応の
スポーツドライブユニットが装着されており、
しかも
価格が225,000円(税抜き)と安い!
ことにあります。
もちろん自転車に20万円以上というのは、
一般の自転車の値段からすれば高いのですが、
昨今のスポーツタイプの電動アシスト自転車の中では、
比較的に安価であり、
さらに、
各社の高ケイデンス、ハイパワー対応のユニット装着車の中でも
現状一番安価と言えるでしょう。
この重めの車重と、スポーツドライブユニットがどうパフォーマンスを見せてくれるかが気になるところですね。
想定では、急な坂が多い地域の方や、カーブの安定性や乗り心地を重視する方などにピッタリ来る方もいるのではと思います。
繰り返しますが、XM1と同じユニットがついてるんですよ!
<主な「XU1」の仕様>
まとめ
今年度、パナソニックはおとなしくしているのかな?と思っていましたが、
夏のボーナス商戦に、2モデルも投入してきました。
本来なら、
既存モデルの時期の「ハリヤ」、「ジェッター」がまず年次改良の時期ではあるはずですが、
発売優先度を新モデルなどの高級タイプのスポーツモデルから行っていくという
リスクをとったアクティブさは良いですね。
スポーツタイプの強化の方針を見事に貫いています。
新モデル「XM2」「XU1」はやはり試乗してみる価値はありそうですね。
「XM2」のライバルは、
電動アシストマウンテンバイク全般
「XU1」のライバルは同価格帯の
TREK 「VERVE+」(こちら)
トレッキングモデルの
YAMAHA 「YPJ-TC」(こちら)
あたりになると思われます。
どれをとるか悩みどころです!