なかなか具体的なアナウンスがなかったので、
どうなることかと思ってた、、、。
YPJシリーズ参考出展
ヤマハのハイブリッドスポーツ
いわゆる
電動アシスト自転車のスポーツタイプ
YPJシリーズが
4モデルも!
参考出展されることがアナウンスされました!
出展されるタイミングは、
ちょうどハロウインの時期、
一般公開日10月28日(土)~11月5日(日)
第45回東京モーターショー2017(東京ビッグサイト(有明))
11月3日(金(祝日))11月4日(土)、11月5日(日)
CYCLE MODE international 2017(幕張メッセ)
のイベントになります。
電動アシスト自転車のスポーツタイプの需要を見込んで、
ライバルのパナソニックも
スポーツタイプの機種数を数倍に!
という方針を出して、
「ハリヤ」、「ジェッター」、「XM1」と、スポーツタイプのモデルを相次ぎ投入してきました。
先般、YAMAHAも「YPJ-R」のカラーバリエーション追加がアナウンスされました。
繰り返しますが、今回とうとう
新モデルが4つも!!!!
参考出展されることになりました!!!!
【出展モデルの概要】
電動アシスト自転車の新たな価値を創出する「YPJ」シリーズの新提案。第44回東京モーターショーに出展した「YPJ-MTB Concept」をベースに、最新のパワーユニット「PW-X」を搭載し、より市販モデルに近づけたマウンテンバイク「YPJ-XC」。加えて、欧州で定評のあるパワーユニット「PW-SE」を搭載し、YPJシリーズにさらなる大容量バッテリーとパワーを与えたクロスオーバーロードバイク「YPJ-ER」、フラットバーロードバイク「YPJ-EC」、トレッキングバイク「YPJ-TC」の4モデルを出展します。
上記アナウンスから、モデルタイプ別だと、下記表と予想されます。
YPJ-XC(参考出展モデル)
YPJ-XCは、写真のイメージでもおわかり頂けるように、
本格的電動アシストマウンテンバイクとなります。
最新のパワーユニット「PW-X」を搭載ということですので、
下記写真がユニットのイメージ(海外版)になります。
日本発売が現実になれば、このモデルを日本仕様に変えてくることになりますね。
この「PW-X]の特徴は、「PW」という既存のユニット(モーター)に
比べて、低回転でトルクアップ、高回転でもトルクアップが図られています。
高回転域(1分間に100回転以上ペダルをこぐ領域)は、
既存の「PW」シリーズではアシストしなかったのが、
この「PW-X]では120回転までアシストが可能になっています。
これにより、
ライバルのパナソニック「XM1」のユニットと対抗させることになるでしょう。
登り坂のパフォーマンスがどうなるか楽しみなところです。
YPJ-ER、YPJ-EC、YPJ-TC さらに3モデル!
”欧州で定評のあるパワーユニット「PW-SE」を搭載し、
YPJシリーズにさらなる大容量バッテリーとパワーを与えた”
とあります。
これが、YPJ-ERだけでなく、YPJ-EC、YPJ-TCにも言えることでしょう。
YPJ-ER ”クロスオーバーロードバイク”
YPJ-ERは、”クロスオーバーロードバイク”となっていて、
現行の電動アシスト自転車のロードバイクYPJ-Rと名前も近いことから、
ドロップハンドルで、タイヤが太く軽いダートも走れるタイプで、
シクロクロス
とも言われるカテゴリーだと想定されます。
あまり、イメージが付かない方は、下記YPJ-Rの写真を見ていただき、
ハンドルの形状はこういったドロップハンドルというタイプで、タイヤが太いものと思って頂ければと思います。
写真は、現行モデル ヤマハ YPJ-R 出展:ヤマハ
クロスオーバーというのは、
この場合舗装路、未舗装路
の二つを意味する言葉になるので、
双方の道を、このドロップハンドルの自転車で
素早く駆け抜けれるモデルになっていると想定されます。
電動アシストでないロードバイク、クロスバイクなどのカテゴリーに比べて、
クロスオーバー(シクロクロス)
は、これからのカテゴリーでもあるのですが、
このカテゴリーにあえて
電動アシスト自転車(コンセプト)として初投入!
してきたことはYAMAHAの電動アシストのスポーツタイプのジャンルに対しての
本気度
が伺えることになります!
YPJ -EC フラットバーロードバイク
これは、フラットバーという名前の通りハンドルがまっすぐなタイプになり、
現行YPJ-Cの名前からも予想できるように
クロスバイクタイプ
となるでしょう。
イメージは下記写真YPJ-Cのようなハンドル形状で、バッテリーが大容量になったものと想定されます。
写真は現行モデル ヤマハ YPJ-C 出展:ヤマハ
YPJ-EC(フラットロードバイク)は、
すでにアナウンスされている
- パナソニックのフラットロードバイク、
- ボッシュのユニット「Active Line Plus」のe-bike日本仕様
- シマノのユニット「STEPS」の搭載車
などを迎え打つ本命となるでしょう。
価格、性能、バランス、デザイン、先進性、快適性、、、
などユーザーの要望は果てしなく、
どこがリーディングをとっていくか?要注目です!
YPJ -TC トレッキングバイク
これも、電動アシスト自転車としては新カテゴリーでしょうか?
あるいは、現行Braceの後継機種でしょうか?
トレッキング
というと、山歩きのことではありますが、
自転車のトレッキングバイク
となると、景色を楽しむ、快適に街や、長距離を走れるもの、、、と想定されます。
長距離を走るのに適したブルペ仕様か?
はたまた
ポタリングといわれるゆっくり自転車を長く走らせて楽しむ快適(コンフォート)仕様か?
いずれにしても、
通常からある自転車の機械的な快適仕様と、
電動アシスト自転車ならではの快適仕様が
合わさっているといいですね!
YAMAHAユニット PW-SE
これら3モデルに搭載を想定されている「PW-SE」ですが、
イメージは下記「PW-SE」(海外仕様)になります。
高回転域も毎分100回転から110回転でもアシストができるように改良されています。
また、メーターとはブルートゥースで通信される仕様です。
これが日本仕様にアレンジされると想定されます。
ユニットも軽量、高回転負荷対応化、コストダウン他、全てが求められてきますが、電動アシスト自転車特有のものですので、力を抜くわけにはいかないところでしょう。
機械、電気、バッテリー、通信他先進の技術が求められるので、企業力が試されることになりますね。
まとめ
YAMAHAがとうとう
スポーツタイプの電動アシスト自転車の本気度
を見せてくれようとしています。
今回はどうしても経験値で想定している部分も多いので合っていない部分もあると思いますが、
ちょうどハロウインの時期に全貌が見えることになります!
参考出展でコンセプトモデルではあるものの、市場に投入することを狙っているのは間違いないと思います。
非常に、楽しみですね!
今回は本当に良いショックでした!
あとは、
純然たるロードバイク(Anchor)を手掛けていて自転車本体、タイヤに強い
眠れる獅子ブリヂストン
がどう動いていくるか?
も注目していきたいところです。
いずれにしろ、
役者が揃って、告知もされ始めました!
”電動アシスト自転車 スポーツタイプ元年”
と言われる今年度は、目が離せません!!
応援や拡散もしていただけると助かります!