ベネリの電動アシスト自転車の種類が増えてきたようですね。
そのようだね。折り畳みも3種類発表されたね。
あれ、2種類ではなかったでしたか?
うん、展示は2種類でしたね。もう1種あるので合わせてみていきましょう!
Benelli(ベネリ)+Bafang(バーファン)
念のためおさらいしておきましょう。
Benelli(ベネリ)は、1911年イタリアで創業されたオートバイメーカーです。
スポーツカーのデ・トマソ パンテーラで有名な
デ・トマソ社の買収を経て、
現在は、中国の銭江(KEEWAY)グループの傘下になっています。
Bafang(バーファン)は、
電動スクーターとe-bike(電動自転車、電動アシスト自転車)のモーターやドライブユニットを手掛ける中国のメーカーで、
中国だけでなく、欧州、欧米、香港などにも実績があります。
ベネリは、日本国内の販売においても、このBafang製のドライブユニットの採用をしてきています。
他のメーカーのドライブユニットの採用も検討していましたが、性能が合わず見送っています。
Bafang(バーファン)というメーカー自体がまだ日本では一般的ではないようで、不安に思う方もおられると思いますが、
ISO9001(※)という規格も認証取得
しており、一定の品質が保たれた製品が作れる会社と言えます。
(※)ISO9001に関しては詳細は省きますが、外部の機関によって、製品の品質保証ができる体制があるか?業務内容の文書化などができているか?などの審査を受けて、認証を受けるものです。少なくとも品質に関して会社として一定の配慮をしているということは言えます。
ZERO N2.0 , ZERO N2.0%FAT
それでは、2モデルの特徴を見ていきましょう。
後輪の上にバッテリーがあり、その後ろの部分に後方の視認ランプがついています。
更に、その上にキャリアも装着されています。
折り畳みミニベロタイプでキャリアが最初からついているのは珍しいですね。
<ZERO N2.0 >
ZERO N2.0は、キャリアと泥除けが付いた折り畳み電動アシスト自転車になるので、
折り畳みも欲しいが、省スペースと実用性も欲しい!
という場合にこのモデルが候補となってくるでしょう。
変速も外装7段となっており、ミニベロタイプの自転車の中でも比較的長距離を走ることを想定しているミニベロと言えます。
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<ZERO N2.0%FAT>
ZERO N2.0%FATは、ファットタイヤ(太いタイヤ)が装着されています。
リム(タイヤの内側の部分)とサドル(いす)の部分が黄色という特色あるカラーリングになっています。
ただ、ZERO N2.0にある泥除けは装着されていません。
仕様的には、ZERO N2.0よりダート走行に向くことになりますが、
実際のダート走行より、黄色いカラーリングを汚さないよう、凹凸や段差の多い街中を走る向きになりますでしょうか。
乗り心地と安定性で太目のタイヤの方が良い場合もこちらの選択になるでしょう。
Mini Fold 16
更に、もう一つ電動アシストのフォールディングバイク(折り畳み自転車)がアナウンスされています。(2018年夏発売予定)
Mini Fold 16という
Mini Veloの”Mini“
Folding(折り畳み)の”Fold”
16インチのタイヤ装着の”16”
という意味合いをそのまま反映させたネーミングになっています。
特徴は、
QiCYCLE EF-1(こちら)のような、フレーム内にバッテリーを搭載しているタイプになっており、後輪の上に小さな車輪があるのも見えると思います。
これは、デザイン的なアクセントと、折り畳み時に軽い力で動かせるよう意図されているようです。
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また、ユーロバイク2017という欧州の自転車イベントで本モデルの動画がありますので時間のある方は参照下さい。
まとめ
Benelli(ベネリ)は、2018年から一気にバリエーションを拡大してきています。
一時販売店募集を中止していましたが、2018年の販路拡大のために、販売店は募集中になっています。
全国的にもう少し販売店が増えていくと、ユーザーとしては安心感が出てきますね。
積極的にイベントで展示しているので、気になる方は試乗してみて下さい。
上記写真は、Benelli TAGETE27.5
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