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機動性にライバル不在!GIC TRANS MOBILLY(ジック トランスモバイリー)試乗してみました。

出展:GIC公式

GIC(ジック)取り扱い自転車は?

出展:GIC公式

GICは、通常ルノー、シボレー、マセラティなどの自動車メーカーのブランドとしての自転車を取り扱っている会社になります。

現状の世間一般の認識は、確かにルノーの自転車ってあったよなあ?というぐらいの認識でGICという名は余り表に出ていなく、初めて聞いた方もおられるのではないでしょうか?

<GIC取り扱いブランド(自転車)>

下表のような自動車メーカーブランドの自転車を取り扱っています。

RENAULTGORDINICITROENMASERATICHEVROLET
CORVETTEHUMMERROVER

カテゴリーに現状ライバルなし?

先般発売前にお伝えした(こちらを合わせて参照下さい。)

GIC Ultra light e-bike TRANS MOBILLY(ジック ウルトラライト イーバイク トランスモバイリー)

ですが、

 

現在あるカテゴリーでライバル不在?です。

 

 

どんなカテゴリーかというと、

「名前の長い電動アシスト自転車」

のカテゴリーです!

 

というのは、冗談のつもりでしたが、もしかしたら本当に一番長いかもしれませんね。

(ウルトラライト イーバイクという部分はシリーズ名の一部ともとれますが、、、。)

 

 

実際意図したのは、

 

「機動性の高い折り畳み電動アシスト自転車」

 

のカテゴリーとなります。

 

 

折り畳み電動アシスト自転車は多く試乗に出てきているものの、

機動性をとことん追求したモデルは現状唯一ですので、ライバル不在と言ってもよいのではないでしょうか。

 

特徴は、

最軽量クラス 11.9kg

専用収納ケースあり (輸送機関でも運べる)

出展:GIC公式

 

さらに追記しておくべきこと

下記飛行機の運搬の件、イベント情報から念のためANA,JAL に確認をとっていましたが、NGの回答にとれる表現であった為、取消させていただきます。申し訳ありません。

最軽量で、専用収納ケースがあり機動力が高いのはお分かりいただけたと思いますが、

電車、バス、自家用車などの輸送機関を使って持ち運びができるのに加えて

 

更に、

飛行機でも持っていける自転車

なんです!

 

バッテリー大容量化が進んでいる電動アシスト自転車は、そのバッテリー容量が機内に持ち込めないレベルになっているものがほとんどです。

「トランスモバイリー」は、最低限の電池容量であることを活かして、バッテリーの機内持ち込み可能なレベルにしています。

 

自転車とバッテリーを切り離せば、

・委託手荷物:折り畳み自転車(収納ケースに 入れる必要あり)

・機内持ち込み:バッテリー(携帯のバッテリーのようなイメージ)

に分けれ、運搬可能となります。

 

さらに、

発売前に当サイトでも伝えた懸念点2点(こちら)

1.安全面

2.補償体制、サービスパーツ

がすべてクリアにされています。

 

出展:GIC公式

 

フレーム3年、ユニット2年、その他1年と大手のメーカー並みの保証になっています。

また、型式認定 、JIS耐震テスト もクリアしているのがわかります。

ここまできちんと記載されている折り畳みバイク(フォールディングバイク)はないのではないでしょうか?

試乗レビュー

サイクルモード大坂での試乗レビューになります。

「TRANS MOBILLY」のようなタイヤがかなり小さい自転車は、

取りまわしが良くなる半面、左右の反応がシビアになります。

直進安定性が低くなるともいうべきでしょうか。

 

例えば、

まっすぐ走ろうとしていも、傾斜や段差などでハンドルがとられやすく、戻すのに

クイックな分ハンドルを持っていても安定感を得られない状況になります。

 

今回は長い下り坂もあり、ブレーキもかけなかったので、30km/h近くはスピードが出ていたと思います。そのぐらいになるとやはり安定感はでなくなります。

ただ、意地悪試験的に左右にハンドルをローリングしても癖のある動きにはなりません。

 

元々スピードを出すコンセプトの乗り物ではありません。

急な下り坂などはブレーキをかけながら、必要以上にスピードを出さなければ問題とならないでしょう。

 

また、把握しておいて頂きたいことは、

 

・変速機はありません。(踏力に応じて制御されているので坂などでも登っていけるでしょう。

・電池の持ちをよくするためアシスト比率は最大1:1になっています。

(現在は、踏力:アシスト力 最大1:2までは認められていますが軽量なので十分。)

・速度計などが表示されるメーターはついていません。バッテリーの残量のみになります。

・長時間乗るには、向いていません。(片道20km以上など走るには別の自転車にしましょう。)

ただ、最軽量、機動性のメリットがそれらを上回る方も多くおられるでしょう。

 

まとめ 本気度が伝わる?

GICが今回は電動アシスト自転車に本気で力を入れているのではないかと思う理由が二つあります。

 

理由1.今回、あえて自動車メーカーのブランドを使わずGICの名で販売展開

自動車などの系列がある業界やブランドで客層を狭めないようにして、より多くのユーザーに使ってもらえるように意図したのではないか?

 

理由2.安全、販売、保証体制の明示で隙のなさをアピール

・一定の安全基準をクリアした自転車であるという安心感、

・家電量販店や著名なショップを含んだ販売店一覧(故障した時にもっていける、

壊してしまったパーツを購入できるなどの安心感。)

・大手並みの長期保証(信頼度をアピール)

 

これらの理由から、本気で力を入れていると思われます!

 

機動性、モバイル性に特化した電動アシスト自転車、ピンと来た方は

せっかくなので、収納ケースとセットで検討してはいかがでしょうか?

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