XROSS New B1h
2013年に最軽量の電動アシストロードを試乗に投入した
「XROSS」ブランド(合同会社 ライフサイズモビリティ)
ですが、
全面改良することがアナウンスされました。
変わった部分は、
フロントフォーク(前輪とつながっている本体のハンドルの下の部分)を
カーボンにし、
コンポーネント(ブレーキや変速機など)を
シマノの
CLARIS(8足)
105(11速)
ULTEGRA(11速)
から選択できるようになっています。(2018/5/3訂正)
採用検討されています。 選択できるようにしています。
また、
フレーム(本体)の材質のアルミチューブを薄肉化して軽量化し、
ブレーキや変速機から出るケーブルもフレームの中に通す構造としながら、
ISO4210フレーム工業規格に適合化させて、強度と耐久性もクリアさせています。
その結果、
13.5kg => 13.0kg~ 13kg前半(未確定 コンポによる)
と軽量化されています。
YAMAHAの電動アシストロード YPJ-Rの重量が
15kg台
であることを考えると、かなり軽く造られています。
軽量化のためかスイッチ(ディスプレイ)は、
アシストモード、電池残容量、電源オン オフ、の最低限になっています。
実質、お好きなサイクルコンピューターを搭載し、速度表示などをすることになるでしょう。
B1h 試乗
コンポーネントの整備があまりされていなかった為か、しばらくしてチェーンが
外れてしまったため、平地のみの走行となってしまいましたが、
走り出しや平地からは癖のある挙動はありませんでした。
コンセプトは以前と変わらず、
“バッテリー容量を必要最小限にして軽量化し、
平地ではあまり電気を使わず、坂や発進時などに電気を使う。”
という内容になっており、そのままコンセプト通りに造られています。
バッテリー容量はYAMAHAのYPJ-Rと同等レベルの2.5Ahになっており、
カタログには未記載ですが、
カタログ表示をすると、
15km-25km-50km(YPJ-R記載値から予測)
ぐらいになるでしょう。
ただ、平地だとアシストをしない領域の
24km/時以上の速さ
で走ることができる方も多いと思うので、
サイクリングロードなど走り続けられるところならば、
何倍にも電池は持つことになるでしょう。
まとめ
ヤマハがニューモデルを、よりエントリー(始めて間もない)層向けにラインナップを揃えようとしている中、
XROSS B1hは、明確なコンセプトを持ち、軽量化を進めています。
平地を走る限りは、
よほど軽量なロードを乗りこなしている方以外は、
普通のロードバイクに乗っている感覚と変わらなく感じるでしょう。
価格は、コンポがClarisの場合が、199,800円(未定)ですから、
定番の105にすると240,000弱になる予測になります。
(追記※予測外れています。すみません。
他の部品も変更されているため、105コンポ 272,800円になります。)
YAMAHAのYPJ-Rが同価格帯ライバルになりますが、
軽量化へ進む硬派のこのモデルを選ぶ方も出てきても良いのではないでしょうか。
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