買ってきた自転車の性能を維持するのに、まず必要になってくることは、
なんといっても、
タイヤへの空気補充!
です。
よく、自転車に乗られる方はタイヤの空気の減りも早いので習慣になっていると思いますが、下記のように間違っている認識の方もまだまだおられると思います。
<自転車のタイヤでよくある間違った認識>
1.空気は購入時に入れてもらった。たまに乗るぐらいだから空気は暫く入れる必要ない。
2.長く自転車に乗らなかったらタイヤがパンクしていて空気が抜けてしまったようだ。
3.空気は入れないほうが柔らかいから、パンクもしにくいので良い。
このような理解をされている方も意外と多いのではないでしょうか?
1.空気は購入時に入れてもらった。たまに乗るぐらいだから空気は暫く入れる必要ない。
=>余り乗ってないから、タイやの空気も減らない。
乗ってなければ、空気は減らないと思っている方はいませんか?
でも風船も暫くすれば割れてないのにしぼんできますよね。
それと同じで、自転車のタイヤの中のゴムチューブは空気を通すんです。
ゆっくりとですけどね。
なので、前に空気を入れた後、あまり乗ってないから大丈夫
と思わないで、空気が抜けている前提でチェックして、定期的に空気を入れましょう。
2.長く自転車に乗らなかったらタイヤがパンクしていて空気が抜けてしまったようだ。
=>最後に走った時、チューブに傷が付いてパンクしてしまったようだ。
と思う方もいるかもしれません。
これは、確かにパンクしていて、ゆっくりと空気が抜けていった可能性もあります。
ただ、あまり理由がはっきりしない場合は、1.のようにゆっくりと空気が抜けていった
可能性も充分ありえます。
また、空気を入れる接合部分のゴム(虫ゴム※)が劣化した可能性もあります。
なので、チューブが傷ついたと判断しないで、空気を入れて様子をみたり、虫ゴムを交換
したりすることも試してみてください。
※虫ゴム 英式の場合
3.空気は入れないほうが柔らかいから、パンクもしにくいので良い。
=>自分の自転車も、子供の自転車も、空気が少し足りないくらいの方が、
走るのに抵抗はあるが、パンクしにくくなるからいい。
こんな理解をしている人はいないでしょうか?
これも適正空気圧までの話になりますが、間違いですね。むしろ空気圧が高い方が
パンクしにくくなります。
”リム打ち”(段差に乗り上げた時など、チューブが車輪の金属部分(リム)にあたってパンク)がしにくくなるからです。
当方も、3に関しては、学生の時、ロードバイクを購入してもらったものの、大事にしたい為に、空気圧を緩めにいれて大事にのっていた(つもり)のですが、
暫くしてタイヤがパンクしてしまいました。
さらに、パンク修理をした後、もうパンクしてほしくないので、空気圧を緩め(指で押して軽くへこむぐらい)に入れて乗って、さらにパンクが再発、、、
ロードバイクのタイヤはすぐにパンクするもの、、、という認識だった、、、。
という無知の恥ずかしい経験があります。
もし、上記で該当するかなと思った方は、結論から言うと、
1.タイヤの空気は乗らなくても減る。(ゴムは空気を通す。)
2.ゴムは劣化する
3.空気圧は高い方がパンクしにくい。(適正の空気圧内まで)
この3点は是非知識として抑えておいて下さい。
何十万もするロードバイクも、3日間空気をいれないと10万円以下のロード以下になるなどと
よく言われています。(1日でという方もおられます。)
逆にしっかりと管理すれば、ママチャリであろうと、子供の自転車であろうと、
快適さはアップしますし、パンクも少なくなります。
特に、初めて自転車で長距離を走ってみようと思っている方は、まず上記3つの認識を
持ち、こまめにタイヤへの空気は入れるようにしてみて下さい!