電動アシスト自転車で、ダイエットに適したクロスタイプのおすすめは何かというと、選択はかなり狭められてきます。安全、性能、補用パーツなどの観点から、やはり国産で実績のあるメーカーを選んだ方が良いでしょう。
体力にある程度自身のある方、自転車に慣れている方は、
『YAMAHA YPJ-C』がおすすめになります。
やはり特筆なのは、16・1kgという電動アシスト自転車の中でも最高峰に軽い!ことでしょう。電動ママチャリだと35kg近くあるものも多いので、半分程度の重さになります。サイクリングロード、街中も快適に走行が可能でしょう。ただ、アシストをたくさん求める人には、予備バッテリーが必要になってきます。バッテリーの容量は2.4Ahですが、Brace(2017モデル)が、15.4Ahの大容量となったため、軽量を追及といってももう少しあるとありがたい人もいるでしょう。大容量のバッテリーも選べるようになると、幅広い方へおすすめできるものになりますね。体力に自身のある方は、発進加速だけ味わって後はアシストオフモードか、24km以上で巡航すれば、実質アシストがかからずバッテリーは長くもちますし、メーカーもそういった使い方を想定しているのでしょう。速度表示などは、braceなどで使われているマルチファンクションメーターの機能に加え、時計、ケイデンスの表示機能が加わったマルチファンクションディスプレイが装備されており、通常のスポーツ走行には十分な表示機能といえるでしょう。
価格に関しては、実売19万円程度と、高性能な分高価になっています。この価格だとエントリーのカーボンロードバイクが購入できる価格帯となります。ダイエット目的が主ということならば、間違いなくおすすめしますが、ダイエット目的でも、ロードバイクにも興味がある方、すんなりロードを乗りこなせる心肺能力をお持ちならロードバイクも合わせて検討されると良いでしょう。
それでも、このYAMAHA YPJ-Cは、交差点でのSTOP&GO、坂を軽く乗り越える電動アシストの魅力を使いつつ、街中で好きな時に停車※させ、散策やショッピングをしたり、あるいは郊外で早めのスピードで長い距離を走るなど、スポーティーにこなせる万能な1台なのは間違いなく、電動アシスト自転車の魅力を知っている方には喉から手がでるほど欲しい方もおられるでしょう。(※スタンドは別途装着が必要です)ダイエットでスポーティーに走りたい方から、高価なロードバイクを持っている方の街中用セカンドバイクなどまで、様々な方に検討して頂きたい1台になります。