梅雨の時期、雨が多い日の時期のサイクリングはどうしてますか?
一般的にはロードバイクは雨模様の時は走る人の数が減るので、電動アシストや一般の自転車は、雨のやんだチャンスを伺ってサイクリングロードに繰り出してみましょう。
下記のような理由で、雨模様の時はロードバイクは減ります。
・ロードバイクの場合、タイヤ自体が滑りやすく、ブレーキの利きも悪くなるので、より高速で走るロードの場合転倒リスクが大きいこと。
・ビンディングで足がペダルに固定されるので、より危ない。
・泥除けもつけない方が大多数で、路面がうっすら濡れているだけで泥を跳ね上げてしまうこと。
・雨に濡れた場合、後のメンテナンスが大変なこと。
・ローラーなどの装備もあるので、むりせずに練習は室内に切り替えれること。雨の日用のロードレースを持っている人もいるが極少数。
また、雨が降っていなくても、路面が雨に濡れた状態だと走るのを避けるロードバイカーは多くなります。
その根拠として、下記の実走行での状況をお伝えします。
荒川サイクリング北部(上尾付近⇔森林公園) | 抜かれた回数 | すれ違った回数 | 路面条件、走行状況 |
往路(行き)約30km | 0回 | 7回 | 雨でないが、路面が濡れた状態、ところどころに水溜り 平均21.8km/時(往復平均:メーター実測値(往路のみのデータなし) |
復路(帰り)約30km | 3回 | 83回 | 急に晴れ、路面が乾いた状態 平均21.8km/時(往復平均:メーター実測値 復路のみのデータなし) |
最初は、行きに路面が濡れていたので、走っている人が少ないだろうと予測して、すれ違う人を数えていました。日曜の朝なので普段はもっと人が多いはずですが、なんと30kmの道中で7回(人)しかすれちがいませんでした。帰りも同じ状況かと思ったのですが、急に天候が良くなり、路面も乾いたので、帰りも行きと同様に数えていきました。
すると、80回(人)以上もすれ違う結果に!(ロードバイク79、クロス3、その他1)帰りの状態が通常なので驚くことはないのですが、さすが日曜で晴れると違います。
このことから、ロードバイクの方は路面が濡れている状況で走る方は少ないということが言えるでしょう。(データは1往復のみですが、実情を示していると言っても良いと思います。)
雨は降ってないけれど、路面が濡れているような時は、逆にゆったりと走れるチャンスでもありますので、積極的に走りに出ましょう。(走り終わった後、チェーンを洗って泥を落とし、注油しておくことをお勧めします。)
ただ、やはり路面が濡れているということは、天候は雨模様で、走っている間に振り出す可能性もありますね。そういう時は、天気予報の曇りや、曇り時々雨 などのマークだけの表示ではわからないため、雨雲の予測を見てから行動しましょう。
まず、PC(パソコン)を自宅でよく使う方のおすすめは下記です。(モバイルでももちろん使用可能。)
「バイオウェザーの雨レーダー 6時間予測」
特徴は、過去6時間予測6時間が見れるので、走るところの路面が濡れていそうか、これから雨が降りそうなのかがチェックできます。再生ボタンを押すことで時間が移っていき、終わればまた6時間前からループで再生されます。雨雲に関しては必要な情報がさっとみれるので便利です。
全国、地域(関東など)、県単位でみることができ、Google Chrome(グーグル クローム) のブックマークやブックマークバーなどに登録しておけば、一番最後のページがまた開かれます。通常は、お住まいの県にしておけばいいですね。(地名はでないので、地図上どの場所を走ろうとしているかは把握しておく必要があります。)
(例:関東の雨雲レーダー)
(例 埼玉県)
また、路面が濡れているかをチェックするのに雨雲の動きを24時間見ることができるので、ロードバイクを乗られている方にも参考になると思います。画面下に”過去24時間実況”というボタンがあるので簡単に切り替えられます。また、60分の詳細予測(5分毎の予測)も同様に切り替えられます。
スマホでのおすすめは下記アプリになります。
「Yahoo!天気」
現状、アプリはこれ一択になります。他のアプリが1時間先までしか見れないのに対し6時間先まで見れるからです。(1時間より後は精度は落ちる。)また、地図と連動していて自分の位置もわかるので、サイクリングや外出先でも使えます。これを使って自分で雨雲の予想をして雨にあうリスクを避けましょう。