電動アシスト自転車を使ったダイエットどのように進めていくか、実体験から失敗しないようステップを紹介しましょう。
<ダイエットする方の対象モデル>
まず、対象者のレベル感をはっきりしておきましょう。
・最近お腹が出てきた、しばらく運動してなく、健康診断でもメタボ認定されてしまった男性
・最近子育て、仕事などで忙しく、筋力も落ちて体脂肪率が増えてきてしまった女性
このような方達を対象のモデルとします。
実体験を元に下記のステップを書きましたので是非参考にしてみて下さい。
<STEP0 はじめに ダイエットスタート準備>
・サイクルコンピューターを手に入れましょう。2000円ぐらいで充分なものもが手にはいります。速度、消費カロリー、走行距離の目安はモチベーション維持の為にも絶対に見れた方が良いです。
・夕方、夜走る人は明るい充電式ライトも容易しましょう。
・電動アシスト自転車を購入しましょう。(すぐに手に入らない場合は、出だしはママチャリなどからでも良い。おすすめは電動アシストクロスタイプ!)
<STEP1 最初の1日~2日 自転車に慣れる>
電動アシスト自転車を手にいれていなくても、現所持の自転車で、まずは駅まで、近場の本屋までなどに行くようにし、自分の体調を確認する。電動アシスト自転車があるなら、自転車の調子も含めて確認する。
(普段乗っている方はパスしてOK)
<STEP2 最初の1週間 無理しないで走ってみる>
サイクリングロードなど、フラットな道を探して、電動アシストは標準モード(きつければ強モード)で、自分のペースでゆっくり少し長く走る意識で走ってみて下さい。とにかく無理をしないで、帰ることも意識して30分以上(できれば40分~50分)走ってみる。ちょうど良いのは、少し走る距離が短かったなと感じるぐらい。5kmかもしれないですし、もっと走れるかもしれません。終わった後にじんわり疲れがくるぐらいがちょうどいいです。翌朝体の各所が痛くなるところはあるかもしれませんが、他の有酸素運動(ジョギングなど)よりはひどくないと思います!これが良いところですので、また再び走る気力につなげて下さい。
<STEP3 2週間目 少し長く走るようにする>
サイクリングにも慣れ体の調子もあがってきた、、、と効果も感じてきた段階になります。1時間以上走れるといいですね。いい道を探すことと、日々に続けれる理由、目的地などあると良いです。例えば、30分以上走った先の本屋に通う、主婦だったら、あえて日々の食材を遠くのスーパーで少しずつ毎日購入する、、、など。リュックサックは必需品になりますが、日常の必要な事や興味あることにつなげられると強固な継続習慣を作ることができます。水分補給準備と補給食携帯も忘れずに!
<STEP4 3週目 距離とスピードを少し上げる>
ほぼ1時間ぐらい走れるようになったら、今度はスピードを少しあげるか、もう少し時間を延ばして、ダイエットの効果を増していきましょう。長く走れることによって、行動可能範囲は飛躍的に広がります。例えばサイクリングロードで20km走ることは難しくなくなってくるでしょう。例えば首都圏だったらかなりのところに行けてしまう距離です。もちろん20kmそのままの距離を同じ時間でいけないと思いますが、坂や信号があっても電動アシスト自転車なら、きつすぎずクリアできてしまうので、体力的には充分いけてしまう範囲になります。
<STEP5 1ヶ月目以降>
ここまで来ると、ダイエットの効果もかなり出てくるでしょう。自分なりのアレンジを加えてみてもよいと思います。例えば、休みの日に遠出してみるのはどうでしょうか。車でしかいけないと思っていた観光名所などへ行くチャレンジをしてみるのも良いでしょう。今のあなたなら、驚くほど色々なところへ行けるはずです。くれぐれも水分、補給食は忘れずに!
また、アシストオフモード(アシストなし)で走ったり、サイクリングロードで24km/時以上で走れるようになってくると電池の容量をほとんど使わなくなります。行きはアシストオフ、帰りは、少し楽にアシストオンなど使い分けをして、時間距離を稼ぎ、効果を上げることも良いでしょう。
<STEP6 数ヵ月後>
ダイエットの効果は完全に出ていて、ほぼアシストを使わなくなってくるかもしれません。そこまで走れるようになると、体も絞れてきていると思いますので、ダイエットとしてよりは、次の楽しさを探していきましょう。
例えばロードバイクの世界に入っていっても良いでしょう。電動アシストクロスタイプに比べると、圧倒的に軽くなりますし、タイヤも細く、より高速に走れることで究極の疾走感が得られます。自転車のパーツにこだわったり、速さにこだわるなら大会に参加して自分の向上度合いを確認する、仲間を見つける、、、など色々と楽しさをみつけられるでしょう。その場合でも街乗り用に、電動アシストクロスタイプを使えば無駄にはならないですね。
期間などは目安です。人によってはもっと早めたり、もう少し期間をとった方がいいかもしれません。いずれにしても無理をしすぎず、楽しみながら続けることが非常に重要です。一度の効果より、数回に分けて効果をだし続けるイメージをもって進めてください!
また、忙しくて間が空いてしまったとしても、まずは少しでも走ってみるという気構えでいましょう。完璧主義にならず、頻度の波はあるのが普通なので、続けることを特に意識してください!